保育担当制

これは、「その子どもにはその保育教諭」というように、

   それぞれ決められた保育教諭がお世話をする、というものです。

情緒の安定

いつも世話をしてくれる大人が決まっている(家庭でのお母さんがそうであるように)ということは、子どもの情緒を安定させます。
子どもはいつも保育教諭の優しい眼差しに見守られているので、困ったときにその保育士を見ればすぐにどうしてほしいか分かってもらえるし、助けてもらえます。
ですから、担当制は子どもの内面を支えることにも適しています。
目にみえる形であらわれる運動発達と違って、内面の発達は目に見えにくいものですが、決められた保育士が受け入れる、子どももわがままが言えるという関係性の中で、子どもの内面の発達を支えていくことができるのです。 

ひとりひとり丁寧な保育

また担当する保育教諭が子どもの発達段階や心理状況などをよく把握して、丁寧に接してあげられる結果、子どもも習慣がきちんと身につけやすいということがいえると思います。 

保育担当制 イメージ

例えば、その子にとってズボンをはかせてあげることがいいのか、それとも少し横で見てうてあげることがいいのか、「ズボンが逆さまだから、反対にしてごらん」と声をかけるだけでいいのか。それはその子の発達段階によって異なってきます。
いつもは自分でズボンをはく子どもなのに、今日は「はかせて」と言ってくる。
そういえばお母さんが「昨日はちょっと疲れていいた」と言っていたなとか、今日は特に理由は見当たらないけど何となくやってほしいのだな等、日頃からその子のことがよく分かっていれば子どもの気持ちになって考えることができます。 

その結果時には「そう今日は私にやってほしいのね」と言ってさっとやってあげることも必要ですし、「あなたならできるよ。私がここで見ているから、やってごらん」といって励ますことも必要でしょう。
そのように、子ども自身の能力、発達段階とその時に乗っかっている気持ちを素早くキャッチすることで、子どもと信頼し合いながら身辺自立を進めることができると考えています。
特定の子どもを特定の大人が見ることを担当制と呼ばれています。
当園では、この担当制を取り入れています。
家庭ではいつもお母さんがお世話してくれる保育士が決まっていると子どもの情緒は安定します。
また担当する保育教諭が子どもの発達段階や心理状況などをよく把握して丁寧に接してあげられる結果子どもも習慣をきちんと身につけていくと考えています。